Daedric alphabet (ディードリック・アルファベット) とは Nirn の至るところで見られる。ほとんどが Bible of the Deep Ones や Tome of Unlife のような古代の書物に見られる。同様に Morrowind の Dunmer の人々は、しばしばバナーに書かれた所在地の名前を書くときにいくらか Daedric のシンボルを使っているようである。
Daedric の言語は存在しない。これはありがちな誤解だが、Daedric の文字は英単語の文字を Daedric の同等のものに置き換えているに過ぎない。これはフォントと呼ばれることもあるが、大部分の Daedric 文字は関連付けられているラテン文字と似ていない。これらの記号はいずれもルーン文字や象形文字などの文字ではない。
アルファベット[]
AYEM A |
BEDT B |
CESS C |
DOHT D |
EKEM E |
HEFHED F |
GETH G |
HEKEM H |
IYA I |
JEB J |
KOHT K |
LYR L |
MEHT M |
NEHT N |
OHT O |
PAYEM P |
QUAM Q |
ROHT R |
SEHT S |
TAYEM T |
YOODT U |
VEHK V |
WEB W |
XAYAH X |
YAHKEM Y |
ZYR Z |
歴史と起源[]
Daedric アルファベットは Daedra と Tamriel の Dunmer が使う書式の形態である。このアルファベットは Magicka と強い関係にある。Daedric 文字はさまざまな巻物や学術書でしばしば印と見なされている。例えば Daedric アルファベットで書かれた Mysterium Xarxes がある。このアルファベットのはっきりとした出所は不明である。Daedra 自身が創作し、その後人間の世界 ( mortal realm) に伝えられたと見られている。さまざまな記号が Daedric の記号になっているが、ところが実際はこれは変化した方言である。
Morrowind と Oblivion のPC版は Daedric の True Type フォントと一緒に出荷されていた。
執筆の慣習[]
Morrowind では、Dunmer の人々は、シンボルやバナーに通常ならば左から右へと単語を書く代わりに、しばしば文字が群がった形で単語を書く。Oblivion では、Daedric の筆跡も群がった形態も何一つ見ることがない。どうやら言葉の群がった形態は Dunmer の習慣ので、それゆえに Morrowind の至るところで傑出して見られる存在のようである。
文字セット[]
Daedra は独自の筆跡を使うが、根本的な言葉遣いは Modern Cyrodilic 語に極めて類似している。下記はもっともよく知られている Daedric 文字セットである。
文字によっては、例えば Doht, Hekhem, Jeb は代替形が存在する。これはビデオゲームシリーズを通しての文字の不一致に起因する。考えられる解釈としては Morrowind と Cyrodiil の地方の間の文化的相違がある。この2つの Tamriel のエリアでは Daedric の筆跡がもっともよく見られる。Daedric の文字をかくときの命名規則は現実世界のフェニキア文字の命名規則と非常によく似ている。
X と Y と Z[]
公式に The Elder Scrolls III: Morrowind では x, y, z がない。しかし熟達者が見れば y が "Tel Fyr" で使われていることに気がつく。言い換えれば、 y がただ省略されただけである。文字 x と y は The Elder Scrolls IV: Oblivion では、例えば Mysterium Xarxes や Mages Guild の標章では幾度か使われているにもかかわらず、Mysterium Xarxes の中身には使われていない。また Gray Cowl of Nocturnal 描かれている Daedric 文字は "shadow hide ou" (影とともにあれ) のように y が省略されている。
"O" 記号の波及[]
コンセプトアートで両方に使われている Oblivion と Oblivion Gate のシンボルとゲーム内のマップでは Daedric 文字 "O" が使われている。 "O" は同様に Mehrunes Razor の柄の他に、The Elder Scrolls V: Skyrim では Conjuration スクールに関連する Spell Tome やスキルブックにも現れる。
ボックスアート[]
- Oblivion のボックスカバーの他に Mysterium Xarxes もゲームについての筋の情報を明かしている。箱の側面に沿って縁に沿って Daedric で左上の隅から繰り返し書かれている。:
- "For Lord Dagon forever reborn in blood & fire from the waters of Oblivion."
- (Lord Dagon は Oblivion の水から血と炎の中で永遠に生まれ変わる。)
- The Elder Scrolls III: Morrowind のボックスアートにも Daedric の筆跡がある。三角形の中には Daedric 文字 A、S、A がある。それぞれ Almalexia、Sotha Sil、Vivec、またはTribunal を象徴する。箱の縁には、次の Morrowind の6の Great House の名が刻まれている: House Redoran, House Hlaalu, House Dres, House Indoril, House Dagoth, House Telvanni。
その他での登場[]
- Grey Cowl of Nocturnal には花の部分に記された "Shadow Hide Ou" (影とともにあれ) のフレーズがある。"Y" は省略されている。
- mspaintadventures.com で人気のウェブコミック Homestuck では Daedric Language の外見を採用している。